使い方
サンプルコンフィグレーション
K2HTPDTORとK2HTPDTORSVRの利用するコンフィグレーションのサンプルを示します。
再転送された終端サーバー上のコンフィグレーション
K2HTPDTORSVR
- INI形式
dtor_test_trans_server.ini - YAML形式
dtor_test_trans_server.yaml - JSON形式
dtor_test_trans_server.json - JSON文字列
test_json_string.data ファイルの中の “DTOR_TEST_TRANS_SERVER_JSON=” の以降の文字列
CHMPX
K2HTPDTORSVRと同じコンフィグレーションです。
再転送する中継サーバー上のコンフィグレーション
K2HTPDTORSVR
- INI形式
dtor_test_server.ini - YAML形式
dtor_test_server.yaml - JSON形式
dtor_test_server.json - JSON文字列
test_json_string.data ファイルの中の “DTOR_TEST_SERVER_JSON=” の以降の文字列
CHMPX(スレーブノード:再転送先への接続)
- INI形式
dtor_test_trans_slave.ini - YAML形式
dtor_test_trans_slave.yaml - JSON形式
dtor_test_trans_slave.json - JSON文字列
test_json_string.data ファイルの中の “DTOR_TEST_TRANS_SLAVE_JSON=” の以降の文字列
CHMPX(サーバーノード:転送元からの接続)
K2HTPDTORSVRと同じコンフィグレーションです。
転送元のK2HTPDTORが使用するコンフィグレーション
K2HTPDTOR
- INI形式
dtor_test_slave.ini - YAML形式
dtor_test_slave.yaml - JSON形式
dtor_test_slave.json - JSON文字列
test_json_string.data ファイルの中の “DTOR_TEST_SLAVE_JSON=” の以降の文字列
簡単な動作確認
K2HTPDTORおよびK2HTPDTORSVRをビルドした後で、簡単な動作確認をします。
動作確認は、トランザクションを再転送する動作を確認します。
1. 利用環境構築
K2HTPDTOR をご利用の環境にインストールするには、2つの方法があります。
ひとつは、packagecloud.ioから K2HTPDTOR のパッケージをダウンロードし、インストールする方法です。
もうひとつは、ご自身で K2HTPDTOR をソースコードからビルドし、インストールする方法です。
これらの方法について、以下に説明します。
パッケージを使ったインストール
K2HTPDTOR は、誰でも利用できるようにpackagecloud.io - AntPickax stable repositoryでパッケージを公開しています。
K2HTPDTOR のパッケージは、Debianパッケージ、RPMパッケージの形式で公開しています。
お使いのOSによりインストール方法が異なりますので、以下の手順を確認してインストールしてください。
最近のDebianベースLinuxの利用者は、以下の手順に従ってください。
$ sudo apt-get update -y
$ sudo apt-get install curl -y
$ curl -s https://packagecloud.io/install/repositories/antpickax/stable/script.deb.sh | sudo bash
$ sudo apt-get install k2htpdtor chmpx
Fedoraの利用者は、以下の手順に従ってください。
$ sudo dnf makecache
$ sudo dnf install curl -y
$ curl -s https://packagecloud.io/install/repositories/antpickax/stable/script.rpm.sh | sudo bash
$ sudo dnf install k2htpdtor
その他最近のRPMベースのLinuxの場合は、以下の手順に従ってください。
$ sudo yum makecache
$ sudo yum install curl -y
$ curl -s https://packagecloud.io/install/repositories/antpickax/stable/script.rpm.sh | sudo bash
$ sudo yum install k2htpdtor
上記以外のOS
上述したOS以外をお使いの場合は、パッケージが準備されていないため、直接インストールすることはできません。
この場合には、後述のソースコードからビルドし、インストールするようにしてください。
ソースコードからビルド・インストール
K2HTPDTOR をソースコードからビルドし、インストールする方法は、ビルドを参照してください。
2. 終端ホストのCHMPXサーバーノードを起動
$ chmpx -conf dtor_test_trans_server.ini
3. 終端ホストのK2HTPDTORSVRを起動
$ k2htpdtorsvr -conf dtor_test_trans_server.ini
4. 中継ホスト上の終端CHMPXと接続するCHMPX(スレーブノード)を起動
$ chmpx -conf dtor_test_trans_slave.ini
5. 中継ホスト上の転送元が接続するCHMPX(サーバーノード)を起動
$ chmpx -conf dtor_test_server.ini
6. 中継ホストのK2HTPDTORSVRを起動
$ k2htpdtorsvr -conf dtor_test_server.ini
7. 転送元ホスト上の中継CHMPXと接続するCHMPX(スレーブノード)を起動
$ chmpx -conf dtor_test_slave.ini
8. 転送元ホスト上のトランザクションを発生させるテストプログラムを起動
$ k2htpdtorclient -f dtor_test_archive.data -l k2htpdtor.so -p dtor_test_slave.ini -c 1
このプログラムはテスト専用プログラムです。
以上のようにして、トランザクションが転送できていることが確認できます。 各プログラムは、シグナルHUPを送ることにより終了できます。
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